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第三回 「インド・デカンと西アフリカのミレット農耕−相互技術交流をめざして」 | |||
Contents
1、インドで最も多くの...
6、耕土が十分に細かく、...
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耕土が十分に細かく、かつ水を含んだ状態になると、種まきが始まる。ミレットの種まきには、やはり2頭の牡牛にひかせた畜力条播機が使用される。図は、シコクビエ栽培で使用される畜力条播機である。オワンのような杯に手で種子を投入していくと、投入された種子はパイプを通じて落下していき、パイプがつけていくすじみぞ
の底に確実に着床される。それは確実な発芽のために必要なことである。しかも、一度に数条分が一定の間隔をおいて規則正しく播かれ、また牛を早足に歩かせてまいていくのだから、きわめて速播でもある。つまり、確実かつ効率的な種まき法である。
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