プログラム概要
総合的なコミュニケーション研究
UCLAの言語・インタラクション・文化研究センター(CLIC)は、人類学とその隣接領域の理論的・人的な優れたコラボレーションを実現している総合的なコミュニケーション研究の拠点である。本事業ではCLICにおけるコラボレーションの手法を本研究科にとりいれることをねらう。
南部アフリカのボツワナでは、本研究科の田中二郎名誉教授が1960年代にサン(ブッシュマン)の人類学的研究を開始して以来、本研究科の研究者が長期にわたる領域横断的な研究に従事してきた。本事業では、ボツワナ大学と協力してこの国際的に卓越した研究成果を継承し、縦断的な現地調査に立脚した総合コミュニケーション研究を通じて「地域」を理解することを目指す。