海外パートナー機関
本プログラムで若手研究者等を派遣する海外の研究機関等について
1.米国:UCLA言語・インタラクション・文化研究センター(CLIC)
CLICは、言語人類学や会話分析、相互行為分析の傑出した教授陣を要する世界的な研究拠点であり、毎年世界中から関連分野の多くの優れた研究者が訪れる。
http://www.sscnet.ucla.edu/clic/
2.ボツワナ:ボツワナ大学
ボツワナ大学は南部アフリカ有数の総合大学である。また同大学のバサルワ研究センターは京都大学で長年研究が進められてきたサン(同国内ではバサルワと呼ばれる)に関する貴重な資料を多数所蔵する。またボツワナ大学とASAFASは平成19年度に研究協力協定を結び、教育研究上の交流を行っている。
3.フランス:フランス国立東洋言語文化研究所(INALCO)
INALCOはフランスにおけるアジア・アフリカ諸語やオセアニア諸語およびその文化研究の中心的機関である。
4.マダガスカル:アンタナナリボ大学
アンタナナリボ大学は、現在のマダガスカル語研究の最先端を担う研究機関であるとともに、マダガスカル政府の言語政策にも絶大な影響力を持っている。
http://www.univ-antananarivo.mg/
5.イギリス:ロンドン大学東洋アフリカ研究所(SOAS)
SOASは、世界一古いアジア・アフリカ地域に関する研究機関である。覇権国家として植民地統治を行った時代からアジア・アフリカ諸国に関する政治、経済、文化などの研究に秀でた機関であった。
6.インド:発展社会研究所 (CSDS)
CSDSは1963年に大学や専門分野の間の壁を越えた新しい知的探求のプロジェクトをつくっていくことを目的に設立された。世界各国の研究者を積極的に受入れ、アジア・アフリカ・ラテンアメリカをはじめとして、欧米にも広がる大きなネットワークの拠点になっている。
7.インド:タミルナードウ農業大学 (TNAU)
TNAUに設置された本研究科のフィールドステーションは、過去の現地調査において調査村の選定、通訳者の紹介や滞在先民家の選定など様々な形で本研究科学生のフィールド調査を支援してきた。
8.ザンビア:ザンビア大学
ザンビア大学のアフリカ研究所は英国の実用人類学の拠点として設立されたローズ・リヴィングストン社会調査研究所を前身とし、植民地期からの多くの貴重な資料を所蔵している。
9.米国:ハワイ大学マノア校
オセアニア地域に関係する豊富な文献、歴史資料を所蔵し、全米のみならず世界各国から研究者や学生を受け入れている。名実ともにオセアニア地域研究の世界的な拠点である。
10.パラオ共和国:ベラウ国立博物館
ミクロネシア地域ではもっとも古い博物館で、パラオ共和国に関連する文化、社会、歴史に関する貴重な資料を所蔵する。1955年の設立以来、地域住民、研究者、観光客などを結ぶ機関として重要な役割を果たしてきた。