公開シンポジウム「実践的地域研究の可能性」を開催しました
2007年2月3日に実施した公開シンポジウム「実践的地域研究の可能性」では、ASAFAS院生を含む若手研究者からの提言をもとに、実践的地域研究の進め方や、研究者が備えるべき資質などについて、意見を交換しました。同時に、実践的地域研究者を養成するための大学院教育のあり方についても、活発な議論が行われました。
» このシンポジウムの趣旨
- 〈開会の辞〉
- 平松幸三 (京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科 研究科長)
- 〈本シンポジウムの趣旨〉
- 重田眞義 (京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科 助教授)
» セッション(午前の部)の報告
- 〈発表〉
- 「バングラデシュ・モドゥプール森林における自然環境保護(森林管理)と地域住民の対立の現状の事例研究からの報告」 東城文柄
- 「中央アジア・アラル海流域における水資源変動と人々の生活」 甲山治
- 〈座長〉
- 嶋村鉄也 (京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科 特任助手)
» セッション(午後の部)の報告
- 〈発表〉
- 「何が視点を変えるのか:開発の実践者/研究者としての経験をとおして」 黒崎龍悟
- 「開発実践のエスノグラフィー:アクターとしてのわたしたち」 小國和子
- 「『よそ者』が生みだす相互作用を求めて」 岩井雪乃
- 〈座長〉
- 西真如 (京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科 特任助手)
» 総合討論の報告
- 〈コメンテータ〉
- 峯陽一 (大阪大学大学院人間科学研究科 助教授)
- 石田紀郎 (京都学園大学 教授、NPO法人市民環境研究所)
- 重田眞義 (京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科 助教授)
- 〈司会〉
- 白石壮一郎 (京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)