執筆要領
Guidelines
『アジア・アフリカ地域研究』 執筆要領(日本語による投稿)
日本語による投稿の執筆要領を以下に示す.ここに示した執筆要領と異なる方法 様式を希望する場合は, 編集委員会まで問い合わせること.また,その他不明な点についても編集委員会まで問い合わせること.
1. 投稿原稿の構成
1) 投稿原稿はMicrosoft Wordファイルとして作成する.
2) 投稿原稿の長さは,論文(日本語)の場合,40,000字以内,研究ノート(日本語)の場合は20,000字以内.論文(英語)の場合は15,000 語以内,研究ノート(英語)の場合 7,500 語以内とする.書評とフィールドワーク便りは,日本語の場合4,000字以内,英文の場合は 1,500 語以内で執筆することとする.なお,論文と研究ノートの図・表・写真の数量については制限しないが、極端に多い場合は削除を要求する場合がある.フィールドワーク便りの図・表・写真は4点までとする.
3) 論文および研究ノートは,題目,英文題目,英文要旨(200 語程度),本文,引用文献リスト,図 表などからなるものとする.なお, 査読の便宜を図るため, 日本語要旨(400字程度)を付すこと.
4) 書評には,評者名,書名(副題),著者名,版数,出版地,出版社,刊行年,総ページ数を明記すること.
5) フィールドワーク便りは,題目,英文題目,著者名,本文,引用文献リスト,図表などからなるものとする.
6) 図(写真を含む)は JPEG,TIFF,PNGなどの一般的な画像ファイルとして作成し(PowerPointファイルは受け付けない),本文中の希望の挿入箇所に貼り付ける。本文中に貼り付けた図の下にWordフォーマット上で「図1.」「写真1.」のよう番号を割り当てたあとに図のタイトルを示し,本文を読まずとも理解できる程度の説明を記す.各図は本文中で必ず引用すること.また,各図のオリジナル・ファイルも原稿ファイルとは別に提出すること.
7) 表はMicrosoft WordやExcelなどで作成し,本文中の希望の挿入箇所に画像データとして貼り付ける。本文中に貼り付けた表の上にWordフォーマット上で「表1.」のよう番号を割り当てたあとに表のタイトルを示し,本文を読まずとも理解できる程度の説明を記す.各表は本文中で必ず引用すること.また,各表のオリジナル・ファイルも原稿ファイルとは別に提出すること.
8) 英語の原稿を投稿する場合には,英文校閲をおこなったうえで,完全な英文にして提出すること.
9) 投稿原稿は,オリジナル・ファイル(Wordフォーマット)とそれをPDF化した電子ファイルの両方を,E-mailに添付して送付すること.なお,ファイル名は,投稿年月日と主題目のみにし,著者名は入れないこととする.また,図表のオリジナル・ファイルも別ファイルとしてEmailに添付して送付すること.図表のファイル名は「図1」や「表1」のように記したのちに投稿年月日と主題目を加筆すること
2. 表記の原則
用語,固有名詞等の表記の統一に留意する.各国の国名,地名,人名などは,漢字による表記が慣例になっている場合を除き,原則としてカタカナ書きにすること.なお,一般化していない固有の名称については,初出に限りその原語(アルファベット イタリック体表記)をカッコ内に付記する.
原稿中の年号,月日およびその他の数字は,原則としてアラビア数字を用いる.ただし万以上の数 字には,万,億,兆などを用いる.概数の場合は,十数人,十数年などとする.なお,年号は原則として西暦とする.それ以外の暦法を使用する場合は,西暦をカッコ内に付記する. 句読点は,(、。)ではなく(,.)を用いる.
3. 引用文献の表記
1)引用文献や参照文献の詳細な書誌情報は,原則として脚注には記さず,原稿の末尾に「引用文献 リストとして一括して載せる.
2)本文および注の中で,引用または参照のために文献を挙げるときは,著者名,発行年,(必要なら) ページ数を[ ](角カッコ)し,本文中に入れることとする.
[例] ・・・・・・[Tabata 1978: 147]
・・・・・・[吉田1975a: 15-18]
・・・・・・[坪田1979: Ch. IV]
・・・・・・[福山ほか1979]
・・・・・・[Fukuyama et al. 1979]
・・・・・・[大前1987; Johnson 1998]
・・・・・・[Robertson, H. 1979; Robertson, S. 1998]
なお,本文中に著者名を入れる場合は,発行年,(必要なら)ページ数を [ ](角カッコ)し,本文 中に入れることとする.
[例] ・・・・・・山本 [1988: 17]
3) 同一の文献を繰り返し引用や参照する場合にも,そのつど上に示した文献表記をすること.前掲書,同上書,ibid. やloc. cit. などは使わない.
4) 注,引用文献などで自著に言及する場合,「拙著,拙稿J等,執筆者が明らかになる表現は使用し ないこと.
4. 引用文献リスト
本文および脚注において引用または参照した文献は,すべて原稿の末尾にまとめ,下記の方法により記入する.
1) 一般原則
文献表示の順
a. 単行本,多巻本など
(1) 著者の姓・名(著者が複数の場合は,全員の氏名を掲げる)
(2) 発行年(西暦)
(3) 『書名』シリーズ名(カッコ書きしない)
(4) 発行地名(外国語文献の場合のみ記入)
(5) 発行所名
b. 雑誌,論文,新聞など
(1) 著者の姓・名
(2) 掲載紙誌の発行年(西暦)
(3) 論文タイトル
(4) 掲載紙誌名
(5) 巻・号
(6) ページ
リストの順
a. 著者の姓のアルファベット順
b. 同一著者による複数の著作は年代順
c. 特殊語による文献,または特殊文献を別途に取り扱うことも可
2) 日本語文献の記載例
a. 単行本
[例] 井筒俊彦. 1992.『イスラーム哲学』井筒俊彦著作集5. 中央公論社.
b. 論文
・単行本所収論文
[例] 菅原和孝. 1999.「現代のブッシュマンー定住化と再移住」川田順造編『アフリカ入門』新書館,135-154.
・雑誌論文
[例] 倉沢愛子. 1998. 「インドネシアの村落開発における情報伝達―『クロンプンチャピル』を中心に」『アジア経済』39(9): 71-90.
c. 翻訳文献
[例] カステル,マニュエル. 1997. 『都市とグラスルーツ―都市社会運動の比較文化理論』石川淳志監訳,吉原直樹・安江孝司・橋本和孝・稲増龍夫・佐藤健二訳,法政大学出版局.
. 新聞
[例] 『毎日新聞』2000年3月22日(東京版朝刊)「米・インド関係―両国首脳交流拡大の共同声明に署名」
e. 文書
[例] 斉藤良衛. 作成年不詳.「日独伊同盟条約締結要録」外務省記録B.1, O.O.J/X3-7.
f. オンライン文献
[例] Social Watch. <http://www.chasque.apc.org/socwatch/index.htm>(1997年12月15日)
3) 外国語文献の記載例
a. 単行本
[例] Burke, T. 1996. Lifebuoy Men, Lux Women: Commodification, Consumption, and Cleanliness in Modern Zimbabwe. Durham & London: Duke University Press.
b. 論文
・単行本所収論文
[例] Obeyesekere, G. 1980. The Rebirth Eschatology and Its Transformations: A Contribution to the Sociology of Early Buddhism. In Wendy D. O’Flaherty ed., Karma and Rebirth in Classical Indian Traditions. Berkeley: University of California Press, pp. 137-164.
・雑誌論文
[例] Ingold, T. 1990. An Anthropologist Looks at Biology, Man (N. S.) 25(2): 208-229.
c. 翻訳文献
[例] Bourdieu, P. 1990. The Logic of Practice, translated by Richard Nice. Cambridge: Polity Press.
d. 新聞
[例] Techawongtham, Wasant. 2000 (June 23). People made to pay for mistakes, Bangkok Post.
e. 文書
[例] NSC 41 1949 (Feb. 28) Record Group 90 (National Archives/Washington, D. C.)
f. オンライン文献
日本語文献の記載例に準ずる.
(2023 年 9 月 30 日)