佐川徹先生が第24回日本アフリカ学会研究奨励賞を受賞しました
京都大学 大学院 アジア・アフリカ地域研究研究科 アフリカ専攻 助教の佐川徹 氏が、第24回(2012年度)の日本アフリカ学会研究奨励賞を受賞しました。受賞対象図書は、『暴力と歓待の民族誌―東アフリカ牧畜社会の戦争と平和』(昭和堂,2011年)です。エチオピア最南部、ケニア、スーダンとの国境付近に居住するダサネッチが近隣民族とのあいだで繰り返す戦争と平和の動態を、リアリティをもって具体的に描き出していることが高く評価されました。授賞式は2012年5月26日、第49回日本アフリカ学会(於 国立民族学博物館)において開催されました。佐川先生は、日本ナイル・エチオピア学会から2011年度、第17回高島賞(受賞研究課題「東アフリカ牧畜社会における紛争と平和の動態に関する研究」)を受賞しており、今後のさらなる活躍が期待されています。