「アジア・アフリカ地域研究情報マガジン」バックナンバー
メールマガジンバックナンバー■■■ March 2016 第153号 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■ アジア・アフリカ地域研究情報マガジン Integrated Area Studies INFOrmation Magazine(IAS-INFOM) http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■【発行部数 1178】■■■■■ ________今月号の目次_________________ □「袖振り合うも多生の縁」......................フィールド便り □「イスラーム世界の寛容性」..................メルマガ写真館II □お知らせ.......オープンキャンパス、大学院説明会@東京のご案内 □最近の出来事......新講座誕生、出版情報など □講演会・セミナー情報 ............「ねむり展」と関連シンポジウムのご案内 □編集子より _______________________________ ============================================================== ■フィールド便り ~みる・きく・ふれる:アジアとアフリカのフィールドから~ ============================================================== 「袖振り合うも多生の縁」 ............. 久保田和之(グローバル地域研究専攻) バドミントン発祥の地はイギリス。そう思っていましたが、実はイン ドのプネーという都市が発祥であるという説も有力であるそうです。 プネーは西インドの中心都市ムンバイに近いインドの文教都市のひと つで、一年を通して快適な気候を保ち、夏には避暑地としても活用さ れています。 バドミントンがプネー発祥だとする説を僕に教えてくれたのは韓国人 の友人です。彼と知り合ったのはフィールドワークで滞在していたプ ネーのシェアハウスです。シェアハウスにはその他にもプネー大学に 留学している日本人学生のほか、韓国、アフガニスタン、イエメンか らの留学生など様々な国から人が集まっていました。彼と日本人学生 らと日夜レストランに食事に行ったりバドミントンをしたりしていま した。(研究もしてましたよ、、) ある日彼と話していると、彼はバドミントンのナショナルチームに所 属していたが、怪我でオリンピックには出場できず、今は引退して指 導者になることにし、見分を広げるために世界中を旅しているとのこ とでした。プネーに来たのもバドミントンの発祥の地であるからやっ てきたといっていました。彼に研究はお金がかかるし、奨学金がもら えるかどうか分からない等と話していると、「カズ、何を言っている んだ。今自分がこうやってここに来たのも、自分で企業や会社のオー ナーに直接掛け合って資金を出してもらったんだ。大切なのはパッシ ョンだ。正直な思いはとても強いんだ。」と言ってくれました。実際 彼の助言のおかげで、調査の申し込みが直前になってしまうので諦め ていた人物に自分の思いをパッションを込めて(?)メールを送ると 快諾してくださり、無事調査が進みました。これからの研究及び人生 においても正直に思いを表現していこうかと思います。 インド独立運動を率いたガーンディは真理把握(サティヤグラハ)を 掲げましたが、実は真理をあらわすサティヤという言葉には真実、正 直といった意味もあります。インドの地で彼に出会えたのは何かのご 縁でしょうか。 _______________________________ このメールマガジンのバックナンバーは、こちらのページから ご覧いただけます。 http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/mm/ ============================================================== ■メルマガ写真館II ~フィールドで出会う~ ============================================================== 「イスラーム世界の寛容性」 .............塩見浩之(グローバル地域研究専攻) マレーシアの首都クアラルンプールから南に20~30kmほどに位置 するプトラジャヤは、マレーシアの行政機構が集中する都市です。こ の美しい都市を訪れ、私が特に惹かれたのは・・・ http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/mm/2016_03.html (写真とエッセイの続きは上記HPでご覧いただけます) ↓「メルマガ写真館」バックナンバー http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/mm/phots_list.html ============================================================== ■お知らせ ============================================================== ――――――――――――――――――――――――――――――― □4月16日(土)オープンキャンパス 参加申込受付中です! ――――――――――――――――――――――――――――――― 平成29年度入試に向けて下記の日程でオープンキャンパスを行います。 ふるってご参加ください。詳細は下記URLからご覧いただけます。 http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/opencampus2016 日時:2016年4月16日(土) 13:00~18:00頃(受付開始 12:30) 会場:京都大学 稲盛財団記念館 3階大会議室(川端キャンパス) 参加申込み:下記URLで参加申込フォームに必要事項をご記入のうえ、 送信してください。 https://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/opencampus2016/form_opencampus ――――――――――――――――――――――――――――――― □7月2日(土)大学院説明会@東京オフィスを開催します ――――――――――――――――――――――――――――――― 平成29年度入試に向けて東京で大学院説明会をおこないます。ふるって ご参加ください。詳細は下記URLからご覧いただけます。 http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/tokyo2016 日時:2016年7月2日(土) 14:00~16:00頃 会場:京都大学 東京オフィス 新丸の内ビルディング 10階 (東京都千代田区丸の内1-5-1) ――――――――――――――――――――――――――――――― □平成29年度 ASAFAS大学院入試日程 ――――――――――――――――――――――――――――――― 第1回試験:平成28年9月17日(土)、18日(日) (東南アジア地域研究専攻・アフリカ地域研究専攻・グローバル地域研究専攻) 第2回試験::平成29年2月8日(水)、9日(木) (東南アジア地域研究専攻・アフリカ地域研究専攻のみ) ※募集要項等の詳細は平成28年4月初旬に下記の研究科ウェブサイトで 公開予定です。 http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/admissions/application ─────────────────────────────── □臨地教育支援センター プログラム情報&フィールド・ワーク報告 http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/shien/ ─────────────────────────────── フィールド・ワークの報告書が続々とアップされています。 とてもホットな調査報告をぜひご一読ください。 新着学生レポートは以下のサイトへ >> http://www.iasu.kyoto-u.ac.jp/ ─────────────────────────────── □最近の出来事 ─────────────────────────────── ◆当研究科附属ケナン・リファーイー・スーフィズム研究センターが設 立されました。トルコから約50名の代表団が来日し、3月6日に開所式が 行われました。 https://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/global/ ◆2016年4月1日より、グローバル地域研究専攻に平和共生・生存基盤論 講座が誕生します!詳しくはグローバル地域研究専攻のウェブサイトで 近日中に公開します。乞うご期待! http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/global/ ◆アフリカ地域研究専攻のウェブサイトに安全対策 資料集「予防注射 の接種およびマラリア予防薬・治療薬」がアップされました。アフリ カで安全なフィールドワークをおこなうために、ぜひご一読ください。 http://jambo.africa.kyoto-u.ac.jp/africa_division/fw_info#shiryo ◆東長靖教授と今松泰准教授の共著書『イスラーム神秘思想の輝き』が 山川出版社から出版されました。 以下ののURLから出版社のウェブサイトで目次等を読むことができます。 http://www.yamakawa.co.jp/product/detail/2503/ ◆科学研究費補助金・基盤研究(S)「アフリカの潜在力を活用した紛争 解決と共生の実現に関する総合的地域研究」(代表者:太田至教授)の プロジェクト成果本『What Colonialism Ignored』が出版されました。 以下のURLから3人のアフリカ人研究者の推薦文を読むことができます。 http://www.africanbookscollective.com/books/what-colonialism-ignored ◆京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科(ASAFAS)は FacebookとTwitterを始めました。是非ご登録ください! ○Facebook https://www.facebook.com/asian.african.area.studies/ ○Twitter https://twitter.com/asafasprcc ============================================================== ■講演会・セミナー情報 ============================================================== ――――――――――――――――――――――――――――――― □「ねむり展―眠れるものの文化誌―」と関連シンポジウムのご案内 ――――――――――――――――――――――――――――――― 人はいつ、どこで、どうやって眠ってきたのでしょうか? ◆京都大学総合博物館 平成28年度特別展 「ねむり展:眠れるものの文化誌」 ○期間:2016年4月6日(水)~6月26日(日) ○場所:京都大学総合博物館 ○開館時間:9時30分~16時30分(入館は16時まで) ○休館日:月曜日・火曜日(平日・祝日にかかわらず)/創立記念日(6月18日) ○入館料:一般400円/高校生・大学生300円/小学生・中学生200円 *20名以上の場合は団体観覧料を適用 *障害者手帳をお持ちの方とその付き添いの方1人、70歳以上の方、 本学学生および職員、京都府下の大学在籍の学生は無料(要証明) ◆睡眠文化シンポジウム 「新しいねむりに目を覚まそう‐人類進化と眠りの多様性を求めて‐」 ○日時:2016年4月10日(日)15:00~17:00 ○場所:京都大学百周年記念ホール(百周年時計台記念館) ○入場:無料 ○申込:不要、先着500名 ○主催:ねむり展実行員会・京都大学アフリカ地域研究資料センター ○共催:NPO法人睡眠文化研究会 ○概要:京都大学の霊長類研究者の第一人者である山極寿一氏、文化人類 学者で睡眠文化研究会理事の重田眞義氏・座馬耕一郎氏、そしてロボット 研究で世界的に活躍する石黒浩氏らを迎えて、ヒトの睡眠の進化と多様性 を読み解き、未来を語るシンポジウム。 ◆世界睡眠会議ウェルカムシンポジウム 「睡眠の面白さに目覚めませんか?」 ○日時:2016年4月24日(日)13:30~16:30 ○場所:京都大学百周年記念ホール(百周年時計台記念館) ○入場:無料 ○申込:世界睡眠会議ウェブサイト(suiminkaigi.jp)にて ○主催:京都大学アフリカ地域研究資料センター、世界睡眠会議 ○共催:ねむり展実行委員会、NPO法人睡眠文化研究会 ○後援:公益財団法人 京都大学教育研究振興財団『社会連携助成』 ○概要:ようこそ「世界睡眠会議」へ! 春眠、暁を覚えず。春の京都で 眠りませんか? みうらじゅん氏の講演と、山田五郎氏をコーディネー ターに迎えたシンポジウムを開催します。パネリストには睡眠文化研究会 理事の重田眞義教授ほか研究会メンバーが参加。あなたは本当に「睡眠」 の面白さを知っていますか? ─────────────────────────────── □Twitter・Facebook 情報 ─────────────────────────────── 京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科(ASAFAS) ・・・ASAFASはFacebookもTwitterも始めました。 Facebook https://www.facebook.com/asian.african.area.studies/ Twitter https://twitter.com/asafasprcc 京都大学アフリカ地域研究資料センター ・・・京都発のアフリカ研究関連情報を発信していきます。 http://twitter.com/Africa_Kyoto_U http://twilog.org/Africa_Kyoto_U(ツイートをブログ形式で表示) ─────────────────────────────── □メールマガジンに対するご意見・ご感想お待ちしております。 http://form.mag2.com/gianoubima _______________________________ ◆編集子より◆ 先日、学位授与式が行われました。学位を授与される学生を見ながら、 入学の時を思い出し、立派に成長したものだと感心すると同時に、学 生が旅立っていくのは寂しい気持ちもあります。4月には新入生を迎 えますが、卒業と入学の時期は、やはり春がよいと思います。昨今の グローバル化の流れのなかで、学期の組み方も随分議論されています が、日本には3月卒業、4月入学が一番あっていると思います。卒業 生の皆さん、どうぞ新しい世界でご活躍ください!(KN) _______________________________ ◆このメールマガジンは、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究 研究科(ASAFAS)広報委員会、ASAFASキャリア・ディベロップメント 室、ASAFAS臨地教育支援センターより発行しています。 ◆ご意見・ご感想を以下フォームよりお気軽にお寄せください。 掲載希望の記事や研究会の案内なども受け付けています。 宛先:http://form.mag2.com/gianoubima ◆バックナンバーは、こちらのページから読むことができます。 http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/mm/ _______________________________ ◆このメールは「まぐまぐ」と「melma!」システムを利用して配信して います。新規登録・解約は下記ページにてお願いします。 http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/mm/index.html#form ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 編集/発行: 京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科(ASAFAS) 広報委員会 ASAFASキャリア・ディベロップメント室 京都大学学際融合教育研究推進センター・総合地域研究ユニット 臨地教育支援センター(IASU) 協力: 京都大学 アフリカ地域研究資料センター http://jambo.africa.kyoto-u.ac.jp/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■