第八回 「アジアの腸管感染症」 東南アジア地域研究専攻 西渕光昭(東南アジア地域論) |
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研究内容 西渕は、アジアでのコンテンポラリーな疾病のうち、特に重要な腸管感染症を取り上げ、それらの原因菌のうち水環境に生息するコレラ菌、腸炎ビブリオ、および食品中に分布する下痢原性大腸菌に的を絞り、これらの菌の病原性、診断法、生態および疫学に関する情報を収集している。現地の臨床検査室や医療研究所などとタイアップして人間を中心とする情報を収集する一方で、フィールドでの調査と環境サンプリングの解析による環境情報も収集している。これらを総合的に解析することにより、環境要因そのものおよび人間と環境とのインターアクションが人の疾病に及ぼす影響を明らかにすることを目標にしている。 西渕光昭 |
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